川崎市高津区溝口の心療内科・精神科 高津心音メンタルクリニック|気分が落ち込む やる気が起きない 不安 うつ 高津区 溝口 東急大井町線 東急田園都市線

川崎市高津区溝口の心療内科・精神科 高津心音メンタルクリニック

川崎市高津区溝口の心療内科・精神科 高津心音メンタルクリニックの診療時間は(火~土)9:00~12:30 14:30~18:00 休診:月曜、日・祝

川崎市高津区溝口の心療内科・精神科 高津心音メンタルクリニックの電話番号044-455-7500

ネット予約はこちら

東急大井町線、東急田園都市線「高津」駅より徒歩2分

うつ病の薬物治療 最新(2018年)の抗うつ薬の比較

2018年に医学ジャーナル誌のLancetに急性期のうつ病に対する抗うつ薬の効果を比較した最新の論文が掲載されました1)。

下記の図は論文中のデータと図を日本で使用されている抗うつ薬に限定して再構成したものです(例外として基準薬としてのレボキセチンのみ表示しています)。

抗うつ薬間同士の直接比較

結果のまとめ

薬剤間の直接比較における有効性では、

  • ボルチオキセチン(先発医薬品名:トリンテリックス®)
  • エスシタロプラム(先発医薬品名:レクサプロ®)
  • ミルタザピン(先発医薬品名:リフレックス®、レメロン®)
  • アミトリプチリン(先発医薬品名:トリプタノール®)
  • パロキセチン(先発医薬品名:パキシル®、パキシルCR®)
  • ベンラファキシン(先発医薬品名:イフェクサーSR®)

が優れておりました。

また忍容性では

  • ボルチオキセチン
  • エスシタロプラム
  • セルトラリン(先発医薬品名:ジェイゾロフト®)

が優れていたという結果でした。

有効性と忍容性の両方が優れているのは、ボルチオキセチン、エスシタロプラムでした。

患者さんそれぞれをしっかりと診察し薬を選択していきます

抗うつ薬を選択する際はこの結果だけが当てはまるわけではありません。

薬の効き目や副作用は個人差が大きく、また他にどのような心の状態、体の症状をもっているかで選択肢も変わってきます。

例えば痛みをお持ちでうつ状態であれば痛みにも効果があるデュロキセチン(先発医薬品名:サインバルタ®)2)を選択した方が良いでしょう。

またうつ病に全般性不安障害(全般不安症)という不安症を併せ持っている場合はボルチオキセチンは適さないかもしれません。

全般性不安障害に対する薬剤の効果を比較した論文ではボルチオキセチンはプラセボと有意差が見られない(効果が見いだせない)という結果3)でした(この論文についてはまた改めて触れたいと思います)。

実際の薬剤選択に際しては、このようにお一人お一人の状態を診て検討することになります。

文献

  • 1)Cipriani, A., Furukawa, TA. et al. : Comparative efficacy and acceptability of 21 antidepressant drugs for the acute treatment of adults with major depressive disorder: a systematic review and network meta-analysis. Lancet, 391;1357-1366, 2018.
  • 2)Finnerup, NB. et al. Pharmacotherapy for neuropathic pain in adults: a systematic review and meta-analysis. Lancet Neurol, 14;162-73, 2015.
  • 3) Slee, A. et al. : Pharmacological treatments for generalised anxiety disorder: a systematic review and network meta-analysis. Lancet, 393;768-777, 2019.

うつ病の関連コラム

頭が働かない
寝つきが悪い
やる気が起きない
不安で落ち着かない
朝寝坊が多い
人の視線が気になる
職場に行くと体調が悪くなる
電車やバスに乗ると息苦しくなる
うつ病
強迫性障害
頭痛
睡眠障害
社会不安障害
パニック障害
適応障害
過敏性腸症候群
心身症
心的外傷後ストレス障害
身体表現性障害
発達障害
ADHD
テクノストレス
バーンアウト症候群
ペットロス(症候群)
更年期障害

問診票をダウンロードする


ネット予約する


院長コラム

このページの先頭へ戻る